こんにちは!やまちゃんです!
今回は僕が愛用する大型ザック
パイネ・ガッシャブルムのお話
【ガッシャブルムの由来】
ヒマラヤのカラコルム山脈北東部から中央部のバルトロ氷河まで連なる峰
ガッシャーブルム峰が、由来。
「ガッシャーブルム」とは、パキスタンのバルティ語で「美しい山」を意味する。
その名のとおり、このザック
シンプルで、無駄のない美しいフォルム!
(と感じるのは僕だけ?)
【僕がガッシャを選んだワケ】
これまでは、なんか登山始めた頃にネットで買ったよく分からないメーカーの、よく分からない75Lザックでテン泊に行ってました。
なんか新しい大型ザックが欲しいなぁと思い、山友達や同僚に相談したところ、
バルトロみたいな
アーバン山屋さん
が使う堅牢系ザックは、似合わない!
あんたみたいな
野生の山屋
には、ガッシャブルムがお似合い!
と言われたことがきっかけで、ガッシャを買うことになりましたw
もともとUL思考で、ギアのカスタマイズが得意だったこともあって、確かに自分にピッタリだと思って、即買いしました。
【他メーカー品とスペック比較】
ガッシャと、他社メーカー品のテント泊に使用される大容量ザックを、
容量、重量、価格
のスペックを中心に比較してみます。
まずはこの表をご覧ください。
恐るべき大容量
まずは驚くのはガッシャの容量!
なんと80〜100リットル!
んっ?80〜100?
そう!最大100リッターという意味です!縦に伸びます!めっちゃ入ります。
普段登山やテント泊をされる方なら、80リッターザックというものが、いかにデカイかはお分かりいただけるはず!
他のメーカーでも、容量の大きくなるザックはありますが、さすがに100リットルは、さすがにやりすぎw
どれくらいデカイかと言うと、身長170センチの僕が腰上までスッポリ入れます。
余計なフレームやパッドが付いていないので、めちゃくちゃ物が入ります!
言い方は悪いですが、ペラペラなので、良い意味で雑に扱えます!
僕が実践した、
冬のテン泊装備×スキーブーツ
を放り込んでも、なんだかまだ余裕な顔してますよこのザック。
とにかく軽い!ペラッペラ!
他のメーカーの同容量ザックと比べれば、頭ひとつ抜けるぐらい軽いです。
テン泊大容量ザックで定評のある
グレゴリー・バルトロ75は2626g。
対するガッシャは、1700g
比べたら、1kgぐらい違います!
この軽さの秘密は何といっても、
ペラッペラ!
フレームやパッドがなく、マジでペラペラです。かといって貧弱かというと、そうでもない。
ナイロンの生地は厚みもあって、しっかりしているので、けっこう雑に扱ってますが、破れる気配は今のところまったくないです。
コスパ最強!やっすいの!
一番デカイくせして、一番安いです。まぁ余計な機能が付いていないし、後からカスタムしたりするかもしれないので、追加投資は必要かもしれませんが、それでも安い!
バルトロ75と比較すると、ガッシャが二つ買えちゃうぐらいお財布にも優しすぎる!
つまり、ガッシャは
安い!軽い!デカイ!
そう、ザック界の吉野家なんです!
(例え下手くそかッ(゚ω゚))))
【カスタムのススメ】
ポケットが少ない。
余計なポケットは付いていません。
両サイドに二箇所ポケットがあるだけです。
背面やウエストベルトなどには一切収納ポケットはありません。
雨蓋の収納はかなり容量あります。
小物から行動食、レインウェアだって折り畳めば雨蓋に入ります。
僕は、肩ベルトに自分で
ボトルケースとポーチ
を付けています。
こんな風に、後付けでカスタムしやすいのも、ガッシャの良いところです!
ストラップで外付け
背面にストラップを二本付けました。
横に二本のストラップを通すだけで、背面にスノーシューやワカンなどを挟めるので、かなり便利です。
あと、雨蓋にもストラップを付けています。
ストラップを付けやすいループがいくつかありますので、カスタムしやすいです。
【ガッシャのここアカン】
中身が背中にダイレクトヒット
背中に当たるパッドやフレームがないので、背中側にパッキングしたものが、
ダイレクトに背中に当たります。
なので、尖った形や、いびつな形の物を背中側にパッキングすると、いざ背負ったときに、
せなかイッテェ〜
ってなります。
僕は、寝る時に使うロールマットを背面パッドとして、背中側に入れています。
こうすると、かなり調子いいです!お試しあれ!
チェストベルトがない
買ってから気付きました。
チェストベルトがありません。最初はそのまま使っていましたが、やはりチェストで軽く固定しないと荷物がブレることがあるので、自分で付けました。
肩ベルトが頻繁に緩む
背負っているうちに、どんどん肩ベルトが緩んできます。
かなり容量が大きいので、重い荷物を担げる分、肩への負担も大きく、ベルトが徐々に緩んできますので、気が付いたら締め直すって感じで使っています。
こまめに締め直すクセ付けたら、それほど苦にはならないですが。
この金具なに?
変なところにフック?というか金具が付いてます。首根っこのところです。
たまに、これが首にぶっ刺さったりすることあるので取りたいんですが、素材を活かすために取らずにいます。
ベルトガナガイ
ウエストベルトや肩ベルト、雨蓋のベルトとか、とにかくベルトというベルトが長い。
締めると、ベルトがブラブラしてめちゃくちゃ不恰好になるので、黒のビニールテープで端末処理してます。
この方法を見て、ピンと来る人は、国防に心得のある方ですねー(笑)
ブラテで端末処理ってやつです。
【要するに。。。】
雑にパッキングしたり、どんどん物を詰めて山に行きたいとき、これほど頼りになるザックはなかなかないです。
背負い心地とか、背負った時の安定感とかは、ぶっちゃけ他社メーカーの方が良いと思います。強靭なパッドやフレームが入ってますから、そりゃ安定はするでしょ。
ただ、自分流にDIYしやすいという点で、かなり面白みのあるザックです。
背負い心地が気になる人は、ぜひ近くの石井スポーツに行って、担がせてもらってください。百聞は一見にしかずです。
他の登山ギアはもちろん、かならずフィッティングするなり、使い方をレクチャーしてもらう方が良いです。
ネットで情報集めて文字と画像眺めるだけより、実際に手で触れる方が、よっぽどその良さが分かります。
なので、みなさん!
登山ギアは、買う前に触れましょう!
そして、ガッシャを担ぎましょう!
see you next mountain❗️